狂王キシリトールヴィヒ2世

フレディのワイセツな関係の狂王キシリトールヴィヒ2世のレビュー・感想・評価

フレディのワイセツな関係(2001年製作の映画)
4.4
この映画が全米初登場4位ってなんの4位なのかはよくわからんけどアメリカの懐の広さやばい。しかも謎にドリューバリモアとかシャックとかでててドリューバリモアのやばいアホ面とかシャックの喘ぐ演技とかを本編からカットしてエンドロールに持ってくる謎さ。そもそもこの映画に資金や労力を提供している人々の存在が謎。この映画を観るのは奇跡を目撃するに等しいのでは。金がなくてもちんこさえしゃぶれればいいとかいうロマンチックな台詞出てくるけどこの映画自体がドリューバリモアにとってのちんこ。ドリューバリモアが一年間こんなやばいやつと結婚してたとかやばいな。この監督と一年間共同生活したら廃人になりそう。なんかもうひとつひとつのギャグが面白いか面白くないかの枠を越えててからだのうちからよくわからない感情が込み上げてくるナンセンスの極北。編集のテンポからして強烈にナンセンス。実写版長編ダムランド。なんの脈絡もなく馬のぺニスしごきはじめるとか解放骨折を唾つけて直そうとするとか新生児振り回しへその緒ギャグとか自分でかっさばいた鹿の死体をきて血まみれで鹿ごっこしてたらトラックにひかれるとか象の射精とか笑えるか笑えないか以前に画の強度がやばすぎるしなんかもう爆笑しかない。完全に一線越えちゃってる大ボケの合間に後ろ向き男とかソーセージの歌とか控えめにやばげ感でてる小ボケをコンスタントに挟んでくるのがナチュラルなやばさでてる。ラジー賞は嫌いだけどこの映画に関してはぴったりの賞を授賞できて良かったね感ある。