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キャタピラーのmdrのレビュー・感想・評価

キャタピラー(2010年製作の映画)
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夫が四肢を失い意思疎通もやっとな状態で戦争から帰ってくるお話。
予告からめちゃくちゃ衝撃的だった記憶があります。パッと見 女性が観るとキツそうな感じがするけど、全部観終わると男性の方がキツそうな印象を持ちました。

寺島しのぶの情緒不安定な感じは夫の状態関係なく女特有のものな気がするし(ホルモン的な)、ふたりが睨み合うシーンもただの夫婦喧嘩に見えなくもない。
村中を歩き回って褒められて嬉しくなるのも、Instagramで映えな写真あげていいね稼ぎする女子たちと変わりない気がする。
反戦映画にしては、戦争より夫の人間性に非があるような描かれ方をされているので本当に反戦がテーマなのかな?と思いました。
うーん、ちょっと不思議な作品でした。
でも生半可な気持ちで観るのはオススメしないです。
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