このレビューはネタバレを含みます
ルーシーは美人な雑誌記者。
欠点は悪酔いするところ、音痴で頑固で理屈っぽいところ。
誰にでもベタベタするわけではないがイケメンにはすぐ体を許してしまう。
男運のないルーシーは一時間後に結婚する。誰と結婚するのか?というお話。
まず、出てくる男性陣が個性的!
他人もいるエレベーターでセックスが物足りないと別れを告げる元彼ピーターはクソすぎる😠💢
ダグは真面目で優しい昆虫学者。
離婚したばかりで包容力ある大人で知的な読書家。
ルーシーが酔っ払ったせいでレストランを追い出されても責めずに寄り添ってくれる。むしろ慎重で臆病な自分が、ルーシーと破天荒な行動をしたことで新しい自分を見つけたと感謝してくれる。
しかし、大人なダンにはルーシーは子供すぎた。
ガブリエルはかなりイケメンの脚本家。
手が早くてチャラい。完全にヤリモク。
ルーシーは簡単に彼と寝たことを後悔する。
ボビーは女好きのおじさん。
不遇な元野球選手だった。
初回のデートで手料理をリクエストする男。しかも手が早い。
しかし肉食男子なだけで、人柄が悪いヤツではなかった。ルーシーとは恋に落ちないが、結婚式に呼ばれる程度の良い関係を築く。
バリーは皮肉屋のパソコン店経営者で初デートで元カノや仕事の愚痴を連発。
ファッションセンスがない。
ここまでだと、ダメな人間に見えるかもしれない。
ただ、少し不器用なだけなのだ。
ルーシーはもちろん、ルーシーの親を大事にしてくれる。絵画や海外旅行が好きでルーシーと趣味が合う。
しかもルーシーがずっと探していた薬を見つけてプレゼントしてくれる。
しかも嫌がると身体の関係は待ってくれる。
だが、真面目すぎて交際7週目でプロポーズしてしまう。
プロポーズに微妙な反応をされてもルーシーを諦め切れず、素敵な写真のスライドショーをプレゼントする。
ルークはオシャレなパリピでお金持ちの整形外科医。
女の子にモテそうなタイプ。
しかし、皆に優しいタイプで女性を不安にさせがち。さらに、プライドの高い彼は理屈っぽいルーシーとは性格が合わない。
店員さんにも冷たい。
「理想の人と必要な人は違うのよ」というルーシーのセリフが印象的。
最初は肩書きの良いルークが理想と考えていたが、結局一緒にいて居心地の良い人が必要だと考えた。
テンポが早くて飽きないし、すごく楽しい映画で、ラストは感動した。