ぽみさん

アメリカを売った男のぽみさんのレビュー・感想・評価

アメリカを売った男(2007年製作の映画)
3.0
実話のポリティカルサスペンス。

手柄をあげたいと考えていた若きFBI訓練捜査官オニールのもとにとある指令が下された。彼はFBIのナンバーワン特別捜査官、ロバート・ハンセンとともに新設される“情報管理部”で仕事をするように、とのこと。だが、この情報管理部は架空の部署。なぜなら、ロバート・ハンセンは20年以上もアメリカの国家機密をソ連のKGBに売り渡していたスパイだったのだ。そう、オニールへの真の指令はこのロバートを監視し彼の行動をぬかりなく報告することであった。なぜならば、現行犯逮捕でないと意味がないからである。2人のスパイの騙し合いの中で、本音と建て前がフラフラと迷いながら飛び交うのが面白い。
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