りょーこ

恐怖の精神病院のりょーこのレビュー・感想・評価

恐怖の精神病院(1946年製作の映画)
3.8
黒沢清推薦……
で一瞬棚に戻したけれど、中身は秀逸なモノクロ傑作でしたw

1946年にこの完成度!!!

これをオマージュした作品、沢山あると思われます☆

オチも最高(〃∇〃)



1761年ロンドン。

セント・メアリー精神病院では、責任者シムズによる超劣悪管理で死人が続出している。
しかし貴族階級はそれをただ笑って見ていた。

さて、モーティマ卿の話し相手ネルは、正義感が強く、そんなシムズのやり方が許せない。
卿を使って病院改善を提案するも、金がかかると却下され、さらに頭がおかしいと決め付けられ強制入院させられてしまった。

が、院内でも正義感と信念で動くネルは、患者たちの意識も変えていき……



生意気で高飛車で嫌味な女かと思いきや、正義感が強過ぎて信念を曲げられない凄い女性でした!

出された汚いお金はクッキーと一緒に食べちゃうよ(笑)
さらにひっぱたく!私か!!

貴族達の悪趣味には本当に辟易。
患者が転んでも死んでも笑うだけ。

そうして病院に詰め込んで、適当に薬漬けにしてきたシムズの最期が凄い!!!
もうホラーです☆

80分があっという間!
オウムも可愛い♪
りょーこ

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