髙田由美

天国は待ってくれるの髙田由美のレビュー・感想・評価

天国は待ってくれる(1943年製作の映画)
3.1
大人向けの御伽噺。(エロい意味ではない)
童話を読んでいるように淡々と、大して深掘りする事もなく物語が展開していく。
洒落た会話に恋、パーティにドレス。まさに映画が楽しい夢という娯楽だった頃の映画。

プレイボーイという設定らしいが、この時代の映画だからか生々しい表現もないし、本人が全然悪気なく飄々としているので全然悪い男に見えない。モテそうにも見えない。女たらしじゃなくて、ただの女好きなだけ?
この程度の人生でよくもまぁ自信たっぷりに自分は地獄行きだって思ったもんだ。完全に根はいい奴じゃないか。

チャールズ・コバーン演じるおじいさんがいい味出してる。
髙田由美

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