この映画も、当時の女の誘いで行った。全くこういうのってある種の刻印だと思うな、もう。
たしか20歳前の夏休みで先日見たのが「コックと泥棒、その妻と愛人」で次の日に観に行くののがこの「天国は待ってくれる」ですよ、もう完璧にヤラレるよな、文系女子の凄さだよな・・・
この映画はしかも日本公開は90年だけど制作は43年、でもカラーなのにお伽話風の風刺かと思いきや、哲学性含んだコメディです。そりゃ無理、20前のアホ男子には無理。
死んだあとにこれまでの過程を閻魔に判断され、天国に行くのか?地獄に落とされるのか?の判決が下される人々の列に並ぶ主人公の回想録映画。で、コメディだけど、哲学的素養も入ってる。
結構泣けた、涙は流してないけど泣けた。雰囲気的には「素晴らしき哉、人生」を思い描いていただけたら間違いありません。
ピーター・グリナウェイの翌日がコレ・・・とにかく格の違いを見せつけられる・・・