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縞模様のパジャマの少年のniのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
4.6
真実を知らない、知らせない、教えないことの恐ろしさと罪深さを改めて実感させられた。無知な子供が、無垢な純粋さを持っているが故に引き起こされる展開に、胸がとても苦しくなった。またその純粋さが、物語の悲惨さを際立てていたように感じます。
結末が悲惨な映画であるということは観る前からなんとなく聞いたことがあり、またテーマがテーマなので予想も着いていたのですが、想像を絶する絶望的な結末でした。2回目はなかなか観れないだろうけど、是非一度は観るべき作品の一つだと思います。

あと、ルーピン先生を演じていた俳優さんが、こんな恐ろしいナチ党の職員の役を演じていたことに驚いた。
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