あかーぎー

縞模様のパジャマの少年のあかーぎーのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
4.0
2008年公開のホロコーストを題材にした映画。
(日本の配給がディズニーなのが謎)

ナチスの将校を父に持つ8歳の子供が
父の転勤により田舎に住む事になって
森の奥で金網に囲まれた中で暮らす同い年の少年と出会うという物語。

話自体はフィクションではあるけど、ディテールは結構史実に忠実らしい。
ラストの展開が衝撃過ぎて、そこにばかり注目が集まりがちやけど
(それ故に一部批判が出ているのも分かる)
そこまでの色んな描写も結構興味深く見てた。

単に、残虐な事が行われていたという描写だけではなく
バックグラウンドであったり、
中心人物だけではなく周りの人物、環境や雰囲気、流れであったり
奥行きのある描写がある事がこの手の作品には重要だと思ってる。