縞模様のパジャマの少年の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「縞模様のパジャマの少年」に投稿された感想・評価

リ

リの感想・評価

3.9
ホロコースト系のバッドエンド映画という知識は前々からあり、それなりに心構えをして見始めたのに、鑑賞後は放心した……嫌な予感が的中してしまう瞬間はもう、凍りついた


差別そのものについて、すごい角度から追求してくる映画だった

差別する側と、差別を受ける側。その境界によりいかに世界が違うものになるのか。
あのフェンスという境界の"内側"にいるか
"外側"にいるかどうかで、恐ろしいほどに変わる命の重さ。この映画はそれをむごいほど、文字通りそのまんま見せてくる

映画の序盤は割とスローに展開されてたのに、ラストはすごいスピードで結末に向かってたのも色々と追いつかなかった

子どもであるが故に無知なブルーノと、偽りを行使し続ける大人たち。「無知」と「偽り」。この惨事を引き起こしたのは、その2つだけだと思った。
なんというか、その二つのバランスは取れるわけもなく、歯車がどうにも噛み合わなくなって生じる不条理を痛いほど感じた

最後のお父さんには、全く同情しなかった。
お互いの手を強く握り合うブルーノとシュムールは、不条理極まりないこの現実世界を無視した場所にいる気がして、あのシーンが無かったらもう二度と観ない映画だったな…あってもまた観ようと思えないけど、、でもエイサバターフィールドくんは語り継がれるべき美少年。というか子役どちらも尊い

すごく意義のある映画だとは思うんだけど、
実際にあったアウシュビッツの事実を、映画なり小説なりのフィクションという娯楽で消耗?消費してる感じになんだか、罪悪感を感じた。ある意味でこういう映画を楽しんでいる自分に嫌気がさした
き

きの感想・評価

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ナチス関連の映画を見漁ってた時にみた
しんどい
Ricky

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3.2
ラストはまさに運命のいたずらという感じがした。
収容所内の描写が良かった。
もち

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4.1
観終わった後にずっしりくる。重い。
観るべき映画である。けど、2度目はないだろう。辛すぎるから。

8歳には事実を伝えるのは早すぎると考えてしまうけど、この環境下にいるなら伝えるべきだったのか。正解がわからない。
とにかく辛い。
yohei

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2.9
ナチス時代の話は本当に辛い
すごく印象に残るという意味で高評価
でももう見れない。
渼

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4.6
無知でいる事がすごくつらいと感じたし最後の最後まで救いようの無い物語だった。観るべき映画、でも2度は観ることが出来ない

このレビューはネタバレを含みます

ナチスとユダヤ人の時代背景を元にした映画。パッケージなどを見る限り、そんな時代の少年達の青春のお話。と、思いきや、、

映し鏡の様にあぐらをかいて座る少年2人は忘れられません。後半あたりから、想像するそうであって欲しくない展開が進み、そうであって欲しくない通りに物語が運ばれていくのを、ただ何もできずに映像を見るしかない。ブルーノの残酷なまでに純粋な心があと、少しでもその世の中に拡がっていれば。"農場"の中の"友達"シュムールとしゃべって、チェスして、おやつを食べて、そんなごく日常的で当たり前な事でさえ、この時代では許されない事もあった。国のためなら、家族のために、国家への命運忠誠は絶対。荒唐無稽な論議で戦争に負けた事をナチス人のせいにして、自分の息子を見守る事もできない。「ナチス人にだって、いい人はいるんでしょ?」そんな単純な質問に対する答えも、「もしそんな奴に会ったら、世界一の冒険家と返せ」と皮肉な返答しかできない、偏った思考の大人ばかり。悲しい時代に生まれた子供は、最も悲惨。"農場"の偽りの映像を見たら、それが本当だと思ってしまう純真無垢なブルーノの清い心にただ胸が痛みました。無言の食卓で気を使って話始めたり、言ってはいけないことがなぜあるかと疑問に思ったり。この映画で、本当の意味で大人なのはブルーノだけなんだと思いました。

やっとの思いで入った"農場"は、自分が見て、聞いた事とは全く別のもの。最後の扉だけのシーンは無音な衝撃を与えてくれました。エンドロールが流れている最中も涙が止まりませんでした。

この先もブルーノがもし生きていたら、なんて野暮な事は思いませんが、これを見てこんな時代もあった。今の時代も同じような凄惨な事が起こっている国もある。それだけで十分です。
やよい

やよいの感想・評価

3.3
思ってたよりも←甘く考えてた 斜め上からのラストでした。
そうきたのか...というか。

ほとんどが「農場」の外の、男の子の家庭の話なので観やすいです。
夫の昇進パーティを開いて喜んでいた妻が、仕事内容を知って病んでいく所は、そうだよねー、と。

フィクションなのでラストは一部有り得ないんだけど、その他は史実に基づいてるんだろうなのお話でした。切ない。

シンドラーや戦場のピアニストよりも重たくならずに観られる描写だったので、時代入門編にはいいかもしれない。