すとんこ

SPACE ADVENTURE コブラのすとんこのレビュー・感想・評価

SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)
3.5
「コブラ」は原作コミック(少年ジャンプ連載分)全巻所有している程度

700万ビートル(宇宙船が買える金額!)の史上最高の賞金首・コブラが、第七銀河系を崩壊させようとする宇宙海賊・ギルドの企みを阻止するために戦うって話☆

第七銀河系崩壊の鍵を握るのが、ミロス星人のジェーン、キャサリン、ドミニクの美人三姉妹。
「かわいこちゃんの前では、目一杯ブリッコしちゃうのがいつものパターンさ」
ってな感じで、ギルドの刺客から狙われたジェーンを助けることによって、騒動に巻き込まれるコブラ。

ミロス星人最後の生き残りのこの三姉妹は、女王継承権を持っていて、元々一人だったが三人に分けられた。
三人が同じ男を愛し再び一つの体に戻るか、三人が殺し合い最後の一人になることで女王になることが出来る。

ジェーンとドミニクは順調にコブラを愛するが、末妹のキャサリンはギルドの大幹部・クリスタルボーイとねんごろになっていたため、姉二人を殺害し、見事女王継承権を獲得。機械惑星・ミロスを暴走させ第七銀河系を崩壊させようとします。

これら一連のキャサリンの暴挙は、実はキャサリン、クリスタルボーイによって操られていたためで、クリスタルボーイがコブラとの一騎討によって倒れた際に洗脳が解け、寸でのところで第七銀河崩壊の危機を退ける。

本作を初めて鑑賞したのは小学生の頃、まだまだウブだったわたくしは、チョイチョイ裸になる三姉妹の姿に、体の芯がアツくなる感覚を覚えました。
しかも、″B地区″が星形!
「えっ!外人さんのポッチリは星形なの!?」
なんて極々僅かな期間、勘違いしたことは今となっては懐かしい思ひ出・・・

特殊偏向ガラスに包まれ、ビーム兵器を全く無力化する身体をもつクリスタルボーイ(自らの肋骨を槍状にして戦う姿にウットリ♥️)との戦いで、原作漫画とは違う倒し方にとても興奮しました。

しかし、久しぶりに鑑賞して、ギルドが第七銀河系を崩壊させようとする理由が「そんな必要ある?」って感じだったのが残念ポイント。
「ギルドの力を全銀河に轟かせるため!」って、もう充分轟いてるし、もっと有効な第七銀河系の活用法あるだろ?って思っちゃいました( ̄▽ ̄;)

原作とは違ったストーリーが楽しめ、原作の魅力はそれほど損なってはいない、男の子の冒険心とスケベ心を充たしてくれる一本(* ̄ー ̄)☆
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