片手にサイコガンを仕込んだ、
一匹狼の宇宙海賊・コブラの活躍を描く、
大人の色気たっぷりのスペース・アドベンチャー。
コブラは、
辺境の惑星の酒場で賞金稼ぎの美女・ジェーンと出会う。
彼女は絶滅した惑星・ミロスの王族の末裔で、
3姉妹の残りのふたりを捜しており…。
TVシリーズに先駆けて“コブラ”が初めて映像化される。
本作は、
原作の“刺青の女”と“黄金の扉”をベースにした劇場版オリジナルストーリーとなっており、
登場するキャラクターの設定も異なる。
原作者自らも脚本に参加している。
コブラと言えばサイコガン。
義手である左腕を外すと中から現れるサイコガンなんだが、
劇場版では義手ではなく、
左腕そのものがサイコガンに変形する便利なものに変更されている。
敵はコブラの宿敵にして海賊ギルドの幹部でもあるクリスタルボーイ。
ライブ・クリスタルという特殊なガラスのボディを持ち、
サイコガンのビーム攻撃は素通りする無敵のキャラクター。
残念なのは声優を起用しておらず、
コブラの声が松崎しげるは微妙で馴染めない。
松崎しげるは主題歌だけでよかったのに。
これが評価を下げる原因となってる。
劇場版のストーリーは悪くはないが、
TVシリーズの方が楽しめる。