2回観て好きになったものシリーズ。
最初は、人々の喜怒哀楽のなさや、あまりにゆったりと進む展開に…ポカーン状態でした(*・〜・*)
フランスのル・アーヴルという港町、そこは貧困とまではいかないまでも決して裕福でなく、人々は慎ましい生活を送っており、格差もある。
そして不法難民が密入国してくるという問題を抱えている。
靴磨きの裕福ではないおじいちゃんと、密入国船でアフリカからやってきた少年が出会う。
人々はこの複雑な問題を抱え、受け入れている。世知辛い世の中。それを表すかのような無表情。
でも、なぜか温かいんです。1回目では気づかなかった、表情の裏の思いやり、優しさがその間から伝わってくる。そこからはこのスローテンポが心地よかった。
チャン〜チャラ、ランラン♫
っていう音楽と、背を向け港に佇む少年が(パッケージ写真)いいんです*
好き嫌いは分かれそうだけど、私は2回目で好きになれました☻