ハレルヤ

ル・アーヴルの靴みがきのハレルヤのレビュー・感想・評価

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)
4.0
BSでたまたま放送されていたのを鑑賞。

フランスの港町のル・アーヴルを舞台に、そこで靴磨きを営む主人公が中心となって住民たちが、難民の少年を助ける物語。

住民たちは誰もが何処にでもいるような普通の人々。そんな人たちにスポットライトを当て、心温まるドラマを展開していく様子が素晴らしかった。

フィンランド出身のアキ監督。小津安二郎監督のファンとの事で、昔の日本のドラマ映画を思い起こされるようなカメラワーク。そしてラストシーンの桜の演出にも日本愛が感じられて、嬉しくなりましたね。

あまり目立った作品ではありませんが、間違いなく良作です。まだ見てない方には是非見てほしいと思います。
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