女性を誘拐して、その悲しみの涙から採取したフェロモンで造った香水であくどい商売をしているジャガー団を、泥酔拳を駆使して壊滅に追い込むという、いろいろとなんじゃそれなストーリーですが、まー、アクションを見せる映画であってストーリーが大切な映画ではないのでそこはどーかひとつって感じでしょうか。確かに、カンフーやらカポエイラやらヒップホップやらを合体させたアクションは見応えあります。流れるような動きがダンスっぽくなっちゃって、打撃の重みは薄れてますが。
ジージャーの前作『チョコレート・ファイター』とどうしても比べたくなっちゃいますが、あんな、観てるこちらまで痛くなる激痛アクションは、滅多に作れるものでもないんでしょうね。
それにしても泥酔拳！前半でベロベロになりながら特訓してた気がするんだけど、後半は呑まなくても普通に強いのはどういうことだ。別にいいんだけどさぁ。
