【隠れた傑作⁉︎シリーズNo.19】
《これはイラク版”地獄の黙示録〟》
圧倒的リアリズムで描く、イラク戦争の混沌…
イラクに駐留してるアメリカ海兵隊が、ハディサで爆弾テロに遭う。犠牲者が出たアメリカ海兵隊は復讐心で、罪のないイラク市民24人を虐殺してしまう…
そして…怨嗟の連鎖がはじまる
これは、2005年にイラク・ハディサで実際に起きた惨劇…
手持ちカメラ風の映像がリアル感を醸し出していて、生々しい雰囲気…
アメリカ作品なら、ここまで描くのは難しかったように思う…
イギリス作品なので、アメリカ海兵隊、テロリスト、イラク市民、三者三様の視点で客観的に描いているのが秀逸!
邦題がアカデミー賞作品賞含む6冠作品”ハート・ロッカー〟を明らかに意識している…(苦笑)
自分なら”ハディサ〟という邦題にするんだけど…
本家”ハート・ロッカー〟やクリント・イーストウッドの”アメリカン・スナイパー〟にも負けず劣らずの秀作!
いや…この作品の方が心に響きました…