極悪坊主のスギノイチのレビュー・感想・評価

勝新の『やくざ坊主』に対抗するような作品。
酒も女も暴力もやる破戒僧だが二番煎じの悲しさで新鮮味は無く、大した悪事もせず少しスケベな程度なので、基本的には任侠映画の派生作の域を出ない。
これが本家『やくざ坊主』より息が長くなるのだから分からないもんだ。
ご愛嬌の按摩ギャグも披露。

まだ目が開いている了達(菅原文太)が新鮮。

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