走馬

少年時代の走馬のレビュー・感想・評価

少年時代(1990年製作の映画)
3.9
個人的にこの映画は、反戦と村社会という2つの大きなテーマを持って作られたように思った。
戦中・戦後の軍国主義思想とその中で子どもたちを熱くさせた文学、東京から疎開してきた子どもを「東京モン」という言葉を使っていじめる地元の子どもたち。
色々な要素があって、この映画の中の子どもたちが出来ている、ということがよくわかる。
主人公の進一は日本人らしい性格で、どっち付かずだが優しく、自分なりの方法で居場所を見つけるところに共感を覚えた。
走馬

走馬