菩薩

ブロンドの恋の菩薩のレビュー・感想・評価

ブロンドの恋(1965年製作の映画)
3.6
『火事だよ!カワイコちゃん』でも思ったが、やっぱりフォアマンはカウリスマキばりに女の趣味が悪い、キルスティン・ダンストかい!と思わせる主人公をはじめ、かわいい子がまったく出てこない。それでも内容が面白ければ、それなりにかわいく見えてくるから不思議なものだ。処女喪失物語、という訳では無いのだろうけど、一晩の関係に本気になってしまったブロンド少女の恋。まさかチェコでも、「手相を見てあげる。」や「護身術を教えてあげる。」が、あの様に部屋に誘い込む、ボディタッチを合法的に可能にする口実として利用されるとは驚いた。そしてこのジャケを見ていただき訳だが、ドラゴンボールの「キンタマクラ」と双璧をなす「オマン(○)クラ」、このシーンはなかなかエロティックで宜しいし羨ましい。しつこいまでに天丼、天丼で繰り返されるスプラスティックなコメディシーンの連続と、それとは相対する切なすぎるラストシーン…。えーっと…ど、どんまい!次、次!きっとあのヤリチンピアニストはそのうちチンコ腫れる。
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