ベビーパウダー山崎

刑事キャレラ/血の絆のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

刑事キャレラ/血の絆(1977年製作の映画)
3.5
見直して気が付いたけど、13歳の女の子と付き合っている気持ちの悪いオッサンはおそらくドナルド・プレザンス。若い女に振り回される『袋小路』(の役柄)への目配せなのかな。終盤のヌルイめった刺しは『サイコ』っぽい、だからといってヒッチコックらしさはゼロ、どちらかといえば近親相姦的な配置などからデ・パルマのハッタリに近い。事件(物語)の解決が車内ってのはシャブロル映画で何度か見たような気がする。