このレビューはネタバレを含みます
登場人物が沢山出てきて、皆、入江の権利を巡り、お互い殺し合いまくる映画。
複雑すぎて誰が誰を殺したか見た直後に忘れる。そして全員死ぬ。
そーゆー意味ではホークスの三つ数えろ的に近い。
個人的には、ヤッてるカップルを2人まとめて槍で一突きするシーンが好き。ラウラ・ベッティのクビチョンパのカット⇒割れる陶器の人形のカットの繋ぎとかも好き。あと、お色気担当ねえゃんの首を、鉈の先端のとがったとこでシュパってするとことか。水死体にたかる蛸とか。そういうの好きだな。
ラストの処理も良い。
暗がりで二人の男が殺し合って一人が起き上がって、どちらが勝ったのが心配そうに見つめる女の顔のカット⇒時間が飛んで、抱き合う二人のカットになるとこなんか、ヒッチの『北北西に進路をとれ』のラストに似ている。あの鮮やかさ。