諏訪

帝都物語の諏訪のネタバレレビュー・内容・結末

帝都物語(1988年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

加藤のビジュアルに心踊らない中学生はいないと思っていたあの頃から十数年が経ち、初めて最後まで見たのではないだろうか?加藤が来たぞーーー!!!がクライマックスであとは何だかよくわからない。石田純一はいい男ですね。煮え切らないし最後の方まで特になにもしないしそんな自分を卑下して見せたりするクズさもなんか石田純一がやるとそれっぽくていい。佐野史郎が刺されるところは笑ってしまったし、死んだかと思ってたら生きてるし、しかも逃げるように退場していくのもおまえは何だったの?と意味不明で笑う。嶋田久作のトラウマ級オカルティックビジュアルと勝新の圧倒的存在感と原田美枝子の美しさが味わえるだけでもオーケー。昭和オカルトとはエロスのことでもあり、さらにそのへんをファンタジックにやれるのが実相寺昭雄なんだなあ〜これ見たら姑獲鳥の夏を見直したくなりました。
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