津軽系こけし

鞍馬天狗の津軽系こけしのレビュー・感想・評価

鞍馬天狗(1959年製作の映画)
4.4
人情戦士、鞍馬天狗


👺マキノ雅弘監督作品初観賞
👺日本最長の映像シリーズ
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出てくる人みんなかっこよすぎる


🔷日本でも類を見ないほどシリーズが長い鞍馬天狗、日本のヒーロー像の始祖であります🦸‍♀️🦸‍♀️

鞍馬天狗があったから月光仮面が生まれ、そこから派生したウルトラマン、仮面ライダーといった弟分が登場し、今もなお我々に親しまれているわけですね。


🔶さて、本作はその鞍馬天狗全盛期であろう30年代より少し後〈1959年〉に撮られた一作、マキノ組のいわゆるアラカン(嵐寛寿郎)天狗です。

維新前夜の京都を舞台に、薩長土の結束を狙う鞍馬側と、それを阻止する卑怯めな新撰組との攻防を描く時代劇です。

時代劇自体、随分ご無沙汰だったので、この空気感だけでも新鮮に感じれて面白かったです🥷🥷


🔷役者陣の極端な演技も時代劇らしく見応えがありましたし、人情むんむんのアラカン鞍馬もかっこよかったです。お染役の美空ひばりさんも雰囲気がよくて、喋るだけで画面が保たれます💃💃

カメラは無駄を省いたタイトな印象で、ものすごく美的ってほどではないのだけど、自然に入り込める感じでした。特に夜這いのシーンすき

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👺まとめ👺
久しぶりにプリキュア以外の映画を観たので、すこぶる健康になった気分です(プリキュアが不健康というわけではないけど)。鞍馬天狗系の映画ってあんまり観たことないので、最初からまた観ていこうかなと思います。
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