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ザ・クリミナル 合衆国の陰謀のsoumaのレビュー・感想・評価

3.8
実話をもとにした女性新聞記者の物語。

レビュー数少なッ!笑
記者として人間としての信念を貫く姿がとてもよかったし
ケイト・ベッキンセイルの熱演も素晴らしかった。
これは、なかなかに隠れた名作かも。

政府の機密情報を掴んだ記者が記事にした結果
国家の安全に関わるとなり罪に問われる。
情報源公開の拒否により
法廷侮辱罪により拘置所されることに。
レイチェルは、すぐに釈放されるかと思いきや
勾留期間はだんだんと長引いていく。
子供とも離れ離れにされ
夫との関係も壊れかけてしまう。
観ていてとても辛かったが
記者として人間として
自分の信念を曲げない強さを感じることができる
素晴らしい作品だった。

ただ、吹き替えが棒読みすぎてひどすぎる。
かなり作品を台無しにしてるので
字幕で鑑賞がお勧め。

原題は「NOTHING BUT THE TRUTH」
いいタイトルだよね。
邦題のチープ感で損してると思う。

◆あらすじ
アメリカ大統領暗殺にベネゼエラが関与していたとして
アメリカはベネゼエラに報復を行う。
しかし、ベネゼエラは無関与であるという情報をつかんだ
ジャーナリストのレイチェル(ケイト)はこれをスクープする。
しかし、内容が政府の重大な案件であるため
このスクープをめぐって政府と裁判が起こる。
記者は情報提供者の開示を求められるが
取材源の秘匿を守るため、これを断固拒否する。
しかし、ここからレイチェルの地獄が始まる。
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