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リトリート・アイランドのsmithmouseのレビュー・感想・評価

リトリート・アイランド(2011年製作の映画)
2.7
「俺たち3人でうまくいってたのに」
嘘か真かその真ん中か、鈍色の寒空の島で繰り広げられる白黒つかないグレーなババ抜き。

大西洋の孤島へ休暇にきた冷えかけの仲の夫婦。
発電機が故障し、電力が断たれ、外界の情報がシャットアウトされたところにコールマン二等兵と名乗る血だらけの男が現れ「爆発的なウィルスパンデミックでイギリス本土は壊滅状態」だと告げ、いきなりイニシアチブを握る。果たして真実なのかただの通りすがりのサイコ野郎か?

コールマンの夫婦間の裂け目に抜け目なく入り込む様はコンクリのヒビ割れに滴る雨水みたいだ。ムカつくしいやらしい。
しかし、状況が凄まじく二転三転し、登場人物が少ない割には猛スピードで伏線を回収して行く中々のジェットコースター感。
退屈はしないけどこのエンディングは好き嫌い分かれそう。

単純に嘘つきなのか正直者なのかの問題をアッサリ覆す、色々あんまりやん?な映画。