おけい

田舎司祭の日記のおけいのレビュー・感想・評価

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)
3.5
死ぬまでに観たい映画1001本 238番

ロベールブレッソン監督の本作がAmazon prime videoで観れるなんて有難い。

実に悩ましい若き司祭の人生の苦悩。

寒村に赴任した身体の弱い若き司祭は日々の出来事を日記につづりながら布教活動に務めるが真面目すぎるがゆえ村人達とのズレが否めず孤立していく。

宗教者の苦悩など正直面白い題材では無い…。しかも死に対する恐怖心が異常に強調されてる気がするし絶望的。私的にはあまり好みの映画ではありませんでした。

芝居がかった俳優の演技を嫌い素人を起用することで有名なブレッソン。感情表現を抑えた得意の手法は荒削りながら本作から垣間見れます。
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