kazu1961

ミラクル/ミラクル 1980の奇跡のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
▪️Title : 「ミラクル」
Original Title :「Miracle 」
▪️Release Date:2004 公開 日本劇場未公開
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:135分
▪️Appreciation Record :2020-256 再鑑賞
▪️My Review
お決まりのパターンのスポ根作品なのに、やられます。感動します!!最後のソ連との試合は鳥肌ものでした。しかしながらまたまた何故日本未公開、ビデオスルーなんでしょうね、
本作は、1980年のオリンピックで、歴史的な勝利をおさめたアメリカのアイスホッケーチームの物語です。
20年以上たって制作されてるにも関わらず、当時のディテールを正確に描いていることに驚かされます。当時の髪型やファッションなどのディテールが見事に再現されています。
ウォーターゲート事件後の暗いムードが漂うアメリカで断固たる意志を持ったミネソタアイスホッケーチームのコーチ、ハーブ・ブルックスがオリジナルなチームを作り上げて、ライバルのソビエトチームを破るまでに鍛え上げる実話の映像化です。
チームメンバーたちの力を引き出していく監督役のカート・ラッセルの存在感が素晴らしく、パトリシア・クラークソン、ノア・エメリッヒなどの素晴らしい助演俳優たちに支えられて、ラッセルは冷淡さと計画性とそしてうちに秘める情熱をバランス良く演じ上げています。
おなじみのパターンの作品にこれらのキャスティングと監督ガービン・オコナーの演出によって深い感動を与えることに成功しています。
物語は。。。
1980年アイスホッケーアメリカ代表チームは連戦連敗の危機に晒されていました、さらに、オリンピックでは4連覇という偉業を成し遂げたソ連の独壇場で、アメリカアイスホッケー協会はオリンピックには出たいが恥をかく負け方はしたくないと半ば諦めムードで、ミネソタ大学アイスホッケー部監督ハーブ・ブルックス(カート・ラッセル)に監督を打診、しかし、ハーブには独特の秘策がありアメリカ代表チームを大学生の寄せ集めで戦うという戦略にでますが。。。
ディズニー特有の優等生的つくりで、何が起こるか分かってしまう展開なんですが、これだけの感動を引き起こすのは実話ならではと監督そしてキャスティングによる相乗効果なんでしょうね。ほんとソ連戦の映像は圧巻です!!

▪️Overview
ハーブ・ブルックスヘッドコーチに率いられた大学生の寄せ集めチームであるアイスホッケーアメリカ合衆国代表が1980年レークプラシッドオリンピックで金メダルを獲得するまでを描いている。当時史上最強といわれていたソビエト連邦代表に勝った試合は氷上の奇跡と呼ばれるようになった。監督はギャヴィン・オコナー、脚本はエリック・グッゲンハイムによって制作された。(参考:Wikipedia)

出演は、カート・ラッセル、パトリシア・クラークソン、ノア・エメリッヒ、マイケル・マントゥヌート、エディ・ケイヒル、パトリック・オブ、イエン・デムジー、ネイサン・ウェスト。
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