どんな映画が好き?と訊かれたら、日中の素面であれば「えっとおォー『魔女宅』とかでスかねェーッ」とスウェーバックで回避を入れるわたしであるけれども、その実「誰かが段々おかしくなる映画」こそ好物である。…
>>続きを読むリブ・ウルマンの演技は本当に鬼気迫る。愛と死、そして実存を扱った難しい作品だが、映像に説得力があり退屈を感じさせなかった。夢のシーンはホラーの様な恐怖。次第に心が囚われていく描写が恐ろしい。ベルイマ…
>>続きを読む『いつか実在できますように』ってとても大切だと思う。唇を合わせた時にそれが唇だと瞬間で何度でもわかる感覚、それが唇ではないなにかと怯えなくていいこと。自分が自分であるために自分以外の輪郭がはっきりし…
>>続きを読むミイラ取りがミイラになるお話。電話というアイテムや扉の開閉が作品を統一している。
悪夢描写の婆ァは完全にホラーで素敵だった。照明も流石のエロさ。
ただ、ちと内省的すぎるというか。結局これもオバハンの…
精神科医が精神病になって発狂してた。
次々と明らかになる過去のトラウマ。
発狂の理由にあまり共感できないというか、大袈裟だなぁと感じた。
それよりも死を身近に感じて病む老人の方が気持ちを寄り添えるこ…
死を待つのは耐え難いからずっと何かに集中していればいい。トラウマは時間をかけて癒えるどころか時間が経つにつれ彼女の中に固くこびりついて離れなくなる。睡眠薬ODをして壁の柄をなぞる、怖い現実から離れよ…
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