レイモンド・チャンドラー原作の映画化がこれまで個人的にハマっていなかったこともあり、これもどのくらい...と思っていたがやはり相性は良くなかった模様。いつでも悪役に転換できそうな感じの(笑)ロバート・ミッチャムがフィリップ・マーロウを渋く演じていて思いのほかフィットしていたこと+スタローンが端役で出ていたのを見つけられたのが収穫だったが、やたらと多い登場人物で複雑そうに見えながらもだいたいそうなるんだろうな、というあまりひねりのない展開で、ミステリーを謳っている割にはどちらかというと雰囲気とカッコよさ重視という感じ。