成川ジロー

秋瑾 -競雄女侠-の成川ジローのレビュー・感想・評価

秋瑾 -競雄女侠-(2011年製作の映画)
3.5
女性の権利と国の行く末を憂いた女性革命家、秋瑾の壮絶な生涯。纏足とかほんと訳わからねえ糞慣習だと思うし、秋瑾が命を捧げた理想はとても頷ける。こういう女性にこそ幸せを掴んで欲しい。ジレンマ。
物語よりも結構アクションに力を入れている。まあハーマン・ヤウ監督でホン・ヤンヤンが出てるとそうなって然るべきなのか。スタッフや役者がかなり被っている『イップ・マン誕生』『イップ・マン最終章』とアクションの感じがかなり似ていて、効果音があんまり好きじゃないんだけど、アクション自体はやっぱり凄いよね。主演のクリスタル・ホアンのアクションとしては中盤の鞭アクションが一番好きかな、他はちょっと硬さがある気がした。アクションを強く出してるせいで、主人公よりも同志のデニス・トーと敵のホン・ヤンヤンの方が若干目立ってしまってる。個人的にはデニス・トーのアクションが思ってた以上にあって満足だけども。ってかホン・ヤンヤン強過ぎ笑
あと、アンソニー・ウォンがラム・シューにペコペコするって珍しい配役な気がした。
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