Kumiko

仁義の墓場のKumikoのネタバレレビュー・内容・結末

仁義の墓場(1975年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

とんでもない人生だな…

「仁義の墓場」ってタイトル、てっきり比喩的な表現なのかと思ってたら最後にほんとの「仁義の墓場」が出てきて驚いた。仁義に背きまくってきたように見える男が墓に彫る言葉がそれって。

地恵子さんの気持ちが全くわからずだったけど、暴力的にでも自分を求めてくれる相手がいきなり目の前に現れたら動揺しつつも心惹かれてしまう、ということは往々にしてあるのかもなと理解しようとしてみたり。

田中邦衛さんの怪演。顔色が超絶悪いし、ぶつぶつ呟いてるのも気味悪いし、出てくる度に視線が釘付けになる。

選挙に出てた野津喜三郎役の人、凄みのある人だなあ〜ヤクザ役が板についてるなあ〜と思ってたら(元)本物の人だった。
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