たまたま1日時間があり、久しぶりに映画のはしご、一本目はこれ。
イカリエとはイカロスのこと。自由自在に空を飛べるイカロス。太陽に向かって飛び太陽の熱で蝋を溶かされ墜落死する。
1963年制作のチェコスロバキアのSF映画。2163年、宇宙船イカリエ-XB1は生命探査のため、アルファ・ケンタウリ系へと向かう。この手の映画を見て、自分がもっと歴史を勉強しておけばよかったと思う。チェコスロバキアは1960年に社会主義国となり、1968年プラハの春が発生する。時代感の中で考えないといけないのだと思う。
困難にぶつかっても、個人の問題で判断することはご法度で、言われたミッションをそのまま遂行するとなんか良いのとあるよ。って話の思えて仕方がない。進むことしか許されたい。アウシュビッツもヒロシマも、物ともせず。進めば誰か見つけて助けてくれる。スタートレックに見る開拓精神を見ることはできなかった。
ところでアルファ・ケンタウリ系まで4.2光年(意外と近い)、この映画では15年で行くという。とすると、0.28x光速で飛ぶことになる。光速の0.28倍程度ではそれほどウラシマ効果は起こらない。この映画だと、船内の時間は2年間といってるけどちょっと無理かな、