ふじこ

愛する人のふじこのネタバレレビュー・内容・結末

愛する人(2009年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんか…まぁ、そういう人生もあるんだろうなぁとは思うんだけども…。
カレンもエリザベスも可哀想だし、弁護士のボスも自分の子が身寄りのない子として勝手に養子に出されちゃったけど、娘なんだよね…?

し…死んだ…って辺りであれ?思ってたのとは違うわね?となったけど、人生ってそんなもんだよ的な映画だったのかなぁ。
生まれてすぐに養子に出されて、恐らく手配したのはカレンの母親なんだろうけどその事で人に対してトゲトゲしい娘に不幸にしてしまった、人生を台無しにしてすまないと思っていながら最後まで黙って死んで、でもまぁ14歳で妊娠しちゃうカレンも勝手だから相殺かな…と思いつつも、エリザベスの優秀だけれど全然幸せそうじゃない生き方が可哀想でな…。養子に出された先で折り合いが悪くって、一処に居れない人生を送って、なのにいつもロサンゼルスに帰ってくるのはなんでだったんだろう…母親がいるかも、と思っていたのかな…。

一番良かったのは、夫と別れてでも養子を取って自分の子が欲しい…!って言ってた女性が、いざ身寄りがなくなってしまったエリザベスの子を入手したら育児大変過ぎ!何様のつもりよ!とイライラをぶち撒けると、自身の母親に"子供を育てるのはあなたが世界初?子育てを何だと思ってた?大人になってしっかりしなさい、母親になるのよ"と真剣な顔で怒られるところかなぁ。理想と違ったからって投げ出す訳にはいかないし、最初は養子~?って態度だった彼女がいざ養子を迎えて希望を叶えた途端掌返しみたいな事言う娘にしっかり叱れるのは良かった、良い母親だった。

カレンは娘には養子手配の孤児院みたいなところの手違いで会えなかった訳だけれども、良き夫に出会い、心境の変化からあんなにキツく当たっていたお手伝いさんの娘とも仲良くなり、彼女が残してった孫とも交流が叶い、今まで幸せではなかった分前向きに終われて良かったなと思いつつ。
エリザベスも妊娠した事で気持ちが変わってカレンにメッセージを残したのかなと思いつつも、やっぱり子供の父親がやってきて迫られると逃げ出そうとしちゃう。これまでやってきた生き方を変えられないまま亡くなっちゃうんだけど…死に際にひと目見た自分の子供を、どんな風に感じて逝ったんだろうなあ…。彼女だけあんまり救われてない気がしてかなしい。

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