ダイセロス森本

フローズン・ライターのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

フローズン・ライター(2011年製作の映画)
2.6
オチどこ???めっちゃウマ!これでおわり!と思ったら終わってなかったり、え~ここからどうすんやろってとこでどうもしなかったり、ちょっと色々な意味で予想を外れてくる映画。

4年前作った作品がヒットして映画化されて、次の作品が生めなくなってしまった絶賛スランプ中の男が、なぜか知らんが食肉工場の冷蔵庫で5日間引きこもって本を書きあげようとするんだが、本人はあんまり乗り気ではないらしく、会社の担当が、これで作れなかったら契約破棄と脅してくるからいやいや来たみたいな。しかも案内してくれるおばさんがまあ説明すっぽかして「じゃがんばって」って行っちゃうからドーキドキ。

閉所怖いからこういうの嫌なんだけどこれ面白かったな
だんだん彼の書いてる作品とリアルが区別つかなくなってくる嫌さが半端ない。幻覚と幻聴?なのかなあれは
作品に取りつかれてしまった男って感じでひたすらかわいそうだったけど、ほんとにそのうちどこからリアルなのかわからなくなってきてこっちが「????」って状態で進む

最後狂気すぎてめっちゃ笑ってるあの人どうなるの笑

なんでこんな作品を一秒も飛ばさずしっかり見たのかは謎なんだけど、たまにこういうよくわからない系発掘して自己満足してるの楽しいからアリだわ~