キッチー

バックドラフトのキッチーのレビュー・感想・評価

バックドラフト(1991年製作の映画)
3.8
フォロワーさんのレビューを見て、早速、観賞してみました。観る前は漠然と消防士のアクション映画かと思っていましたが、クライム、サスペンス、ヒューマン、アクションと色々な要素がある映画で面白かったです。

物語は殉職した消防士の息子たちが、大人になり、同じ部隊で消防士として働くのですが、隊長をしている兄スティーブ(カート・ラッセル)と転職して消防士になった新入りの弟(ウィリアム・ボールドウィ)は仲が悪く、喧嘩ばかりしています。次第に自信を喪っていく弟は部隊を辞めて、別の部署(火災原因の捜査をする部署)に異動することに...
折しも不審な火災が連続して起きており、兄弟も否応なしに巻き込まれていく...
といった話。

火災のシーンが多いので熱が伝わってきて臨場感が増していくようです。特に後半は激しく燃え盛る炎が凄くて、これは劇場で観たら迫力あったでしょうね。
感情を伝えるのが下手な兄弟が、緊迫した状況の中で支えあい、リスペクトしあうところは、感動でした。そして家族についての描き方も親から子に意思が引き継がれていくような感じがして良かったです。

あと音楽!
1993年に始まったテレビ番組「料理の鉄人」のテーマ曲が流れてきて驚きました。この映画(1991年公開)のテーマ曲「ショー・ミー・ユア・ファイヤートラック」だったんですね。全然知らなかったです。気持ち上がりました。

春先に行ったUSJではバックドラフトのアトラクションに入らなかったのですが、映画観たら、また行きたくなってしまいました😅
キッチー

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