監督 ロン・ハワード
カート・ラッセル
ウィリアム・ボールドウィン
ロバート・デ・ニーロ
スコット・グレン
ジェニファー・ジェイソン・リー
危険な火災現場に立ち向かう消防士達を、迫力ある映像と豪華キャストで描いたアクションドラマの傑作。
まるで意思を持っているかのような炎、
火災現場での男達の壮絶な闘いを描く一方、
連続放火事件というサスペンス要素を取り入れた脚本、
そして、消防士兄弟の熱いドラマ。
殉死した父の後を継ぎ、多くの隊員達に信頼される隊長となったカート・ラッセル演じる兄、
一方非凡な才能を持ちながら、偉大な兄へのコンプレックスに悩み続けてきたウィリアム・ボールドウィン演じる弟。
反発し、いがみ合う兄弟が次第に認めあい、やがて家族の絆を取り戻していく後半、
そしてクライマックスに兄が言い放つあの名セリフ！
「Look at him！That's my brother goddamn it!」
(見ろ！さすがオレの弟だ！)
涙が溢れて止まらなかった。
初めて見たのは、今は無き地元の古い映画館、オールナイト上映を見終わって、帰宅しても感動と興奮で眠れなかった事を覚えている。
「午前十時の映画祭」でやっていたらしいが、見逃したのを悔やんでも悔やみきれない。
なんとかもう一度、映画館で見たい個人的ベスト映画の一本。
ハンス・ジマーのスコア、
J・J・リーの可愛さ、
全てが最高に好きな作品です。
鑑賞日 1991年7月頃 劇場にて
