2015/3/5
タイトルの場所・日時にユダヤ人が武装蜂起、その際の生存者イェフダ・レルメルへのインタビューで構成されたドキュメンタリー。「SHOAH」の終盤で描かれたワルシャワ・ゲットー蜂起と異なるのは、ソビブル収容所での武装蜂起は成功し、以降は同収容所でのユダヤ人絶滅に終止符が打たれたこと。が、それまでに命を落としたユダヤ人の数は甚大で、テキストでの提示と共に読み上げられる数字に、ただただ慄くばかり。そして、ソビブル収容所にはソ連赤軍の将校ペチェルスキーという指導者がいたけれど、通常は武装蜂起したくても知識や術を知る人は少なく、ほとんどのユダヤ人が何も出来ないまま殺害されたことを改めて思い知る。それにしても、イェフダの常軌を逸した運の良さが本当に凄い。あの時代、あの状況下で、8回も収容所から脱走しながら命があったのは、きっと彼以外にはいないはず。