侑菜

ストリート・オーケストラの侑菜のレビュー・感想・評価

ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)
3.6

「奏でよ、希望を! 拓け、未来を!」

バイオリニストのラエルチはサンパウロ交響楽団の最終審査に落ちてしまい、仕送りや家賃のためにスラム街の学校でバイオリンを教えることにする。
しかし教室は屋根もなく、生徒は意欲的なサムエルを除いて問題児ばかり。
ある日、ギャングに脅されたラエルチが見事な演奏で彼らを黙らせたことから、生徒たちも音楽の力を実感し、熱心に取り組むようになるが……。

スラム街の環境は私たち平和な日本人には考えられない現実だった。子供たちは全てを受け入れ、生きている、この状況が全てかのように、音楽に出合い、変わっていく生徒たちが良かった。
侑菜

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