エアール

フラッシュバック・キラーのエアールのレビュー・感想・評価

フラッシュバック・キラー(2006年製作の映画)
3.3
よくその話に納得できたな 笑
極限状況下とはいえね
もうちょっと冷静に物事考えることができてもいいと思いますがね。
キャサリン・ハイグル主演で贈る、ストーリー展開が二転三転しちゃうスリラーです。


Zyzzyx Rd
パっと見読めないこの通り名、これで”ジジックス通り”と読むそうです。
左を見ても、右を見ても、延々と砂漠が広がるこの通りを
夜 暗道の中走る1台の車。

男女が乗り合わせるその車中ではなにやら穏やかではないお話が
ーーグラントとマリッサの会話からこれまでの経緯について
コールガールのマリッサと部屋で楽しんでいたグラント。
妻娘もちなのにハイグルの魅力に勝てなかったようです 笑
そこへマリッサの元彼なのか、つきまとう客なのか定かじゃありませんが
男 ジョーイがナイフをもって乱入、
命の危険を感じたグラントは手近にあったマリッサのバイブレーターで
ジョーイの顔面に痛恨の一打を放ちジョーイ撲殺、
その死体がまさに移動車のトランクに。
グラントとマリッサはジョーイの死体を埋めて後始末をするつもりのよう。
そして今車を走られているのは埋める場所へと向かうため。

いざ地点に到着。
トランクから墓穴を掘るためのシャベルを取り出しながら布団に包まれた死体を確認するグラント。
穴を掘り終え車に戻り再度トランクを開けると
なんとトランク内にある”はず”の死体が
消えているではありませんか!!!
何故だ…生きていたのか、はたまた幽霊とでも??

仮に生きていたとして
怪我もしているし、そう遠くへは行けないはず。
マリッサに状況を説明するグラント、
外に出てジョーイを捜し、見つけ次第トドメをさして埋めることを決めた2人なのでした。

殺るか殺られるか、
追い詰めるか追い詰められるか、
幻覚か現実か、
何を疑い何を信じたらいいか。
”ジョーイ捜し”をしていたはずが
気づいてみたら
何かから逃げるマリッサと彼女を追いかけるグラント。
すべては鉱山跡地で”ジョーイ”と交えた会話から…。

さっきまで車内で寄り添って寝てた男女がお次には殺し合いをしてるとはね 笑
真相と勝者は誰なのかね〜。
エアール

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