PANDADA

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないのPANDADAのレビュー・感想・評価

2.0
原作は2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板に書き込まれていたスレッド。

中卒ニートだった「マ男」がブラックIT会社に就職し、なんとか頑張って行くお話。

ですが、なんだろう、ブラック企業の定義が違うんですよね。
劇中に出てくる会社はただ無能で無理な上司とかが問題なのであって、会社としてブラックなのとは違うんですよね。

だからなのかな、イマイチ響くものがない。
企業体質としてブラックな所を全く表現出来ていないのは、それこそ監督の限界なのかなと。

キャストは良いですね。
品川祐や森本レオはこういう役やらせると非常に上手い。さすがです。

小池徹平も悪くないですけど、新入社員ならちゃんと髪を切れと思うのは私だけでしょうか。そういう所がリアリティに欠けますよね。

ストーリー自体は悪くないんですよね。っていうか、上手くまとまっているほう。でも、前述したようにブラック会社っぷりを上手に表現し切れていないせいで全て台無しな感じ。

もう少しちゃんと作ってもらいたかった惜しい作品。
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