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マザーウォーターのkabcatのレビュー・感想・評価

マザーウォーター(2010年製作の映画)
2.8
荻上映画と同じスタッフで、違う監督で同じような内容の作品を制作する、というのもなんだかな〜と思う。どうやったら自営業で京都であんな余裕たっぷりに暮らしていけるのか、という現実感のなさであり、やはり人々の暮らしを描いているようにみえて、これもファンタジー映画なのである。さらに、この作品は荻上作品より説教くさく、セリフの端々に人生訓が挿入されているのも鼻につく。京都が舞台なのに、登場人物はみな標準語を話す。つまり、彼らはよそからここへやってきて、また飽きたら水のように別の場所へ流れていくのだろう。あいかわらず食べものはみんな美味しそうだけど。
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