【感想👶】🥃 ☕️ 🍺
こういう肩肘張らない素朴な映画を日曜の夕方にゆったり観るのがぴったりな季節になってきた。
キャスティングも、音楽も、主題歌も、ロケーションも、小道具も、美術に至るまで、この作品を構成する全ての要素が安らかで愛おしく、優しく思えてくる。
時々ハッとさせられるセリフも発せられるし、日々忙しなく生きている自分を省みずにはいられない。素で人間らしく生活することの尊さとは何かを教えてくれる。
赤ちゃんとは、純粋無垢な存在。
ポプラを世話する人たちが朗らかで穏やかに見えるのは、人間なら誰もが通った汚れなき時代に立ち返るからなのだろうか。
幼児虐待や殺害など、いたたまれない事件をよく聞くこの不寛容な世界で、寛容であることはそんなに難しいのか。誰もがあの頃は、あんなに純粋だったのに。
ウイスキーも、ビールも、豆腐も、かき揚げも、コーヒーも、神秘的でおいしそうに映っているから、この映画は間違いない！
“何もない”日々の中に、必ず大切な“何かがある”。
日本人は、この映画を毎朝観てから出勤すれば、もっと人にやさしくなれるんじゃないか？笑
