62355cinema5

SF巨大生物の島の62355cinema5のレビュー・感想・評価

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)
3.4

「ジュラシック・ワールド 炎の王国」を観た後に、DVDコレクションの中から見つけ出しました。
手作り感満載の懐かしい作品です。
このような作品の延長線上にジュラシック...があると思うと感慨深いものがあります。

時は南北戦争時のアメリカ。
北軍のハーディング大尉は仲間と南軍に囚われていたが、機会を捉えて気球で脱走することに成功する。
しかし、彼らは途中 激しい嵐に遭遇し、太平洋の孤島にたどり着く。
やがて、そこで大尉らは巨大生物の襲撃を受けることになる...

巨大化したカニ、ひな鳥、蜂、オウム貝などが生存者たちを襲うが、それらは全て、島に停泊しているノーチラス号のネモ船長の研究の成果だった...

50年以上も前に制作された映画のテーマが既に、食料資源の確保であったというのが興味深い。

特撮は、ストップモーション・アニメーションの父とも言えるレイ・ハリーハウゼン。
現在のCG特撮に比べると見劣りするかもしれないが、彼がいなかったら、現在の特撮技術の進歩は無かっただろう。
そんなことを思いながら作品を観直してみると、思った以上に楽しめた。

本編に出てくるノーチラス号、当時プラモデルを作った記憶があるのだが...
今も残っていたら、かなりのプレミアだろう。
62355cinema5

62355cinema5