人々は感情を薬物により規制され、人名さえも機械のように番号で管理され、恋愛は禁止され試験管ベビーのみで子孫を繁栄する25世紀
人間を完全に機械化したこれぞ究極の管理社会!
自由を求めて主人公のTHX-1138は最後地上に出るが、外の世界に呆然としてしまう
「井の中の蛙大海を知らず」という”僕たちは未熟で知見が狭いのでもっと広い世界へ身を置いて視野を広げましょう!”というある意味ポジティブな諺があるが、この映画を見たらこの言葉には「一度井で育ってしまった蛙は大海へ出ても泳ぎ方がわからない」というようなもうひとつのネガティブな意味の方で訴えかけてくる
狼に育てられた子どもや強姦魔に監禁された少女のような話と同じ問題をはらんでいる
昨日の話とかぶるけど、地下空間に謎の憧れを抱いてしまうのはやはり俺が根暗だからかな?(知らんがな)
パッケージに惹かれて手を伸ばしたけど、似たような映画として以前に観た「1984」の方が面白かったし好きかな