何もかもが究極的

40男のバージンロードの何もかもが究極的のレビュー・感想・評価

40男のバージンロード(2009年製作の映画)
3.7
男友達か、彼女のどちらに時間を割き
どちらの関係に重きを置けば良いのか?
という男子の悩みを題材にした話。
彼女が出来れば、男友達と疎遠になる
童貞の鉄板話を元に、その逆パターンを
描いているのは面白い。

ただ人は基本的誰か一緒にいないとやっていけない、という依存性から主人公が抜け出しておらず、またそれが美しい物だと主張している描写に違和感を覚える。
大人は孤独であり、大人は自立を強制されるという現実を無視しているので、
どうしても子供じみた話に見える。

青春映画を、中年キャストで
やっているような作品だ。
主人公が友達作りを頑張る話なので、
しょうがないのかもしれないが…