もやし

愛しのべス・クーパーのもやしのレビュー・感想・評価

愛しのべス・クーパー(2009年製作の映画)
3.8
何となく見てしまった笑 全年齢向け下ネタ青春コメディ。


秀才で童貞である主人公は、友人に煽られて卒業式のスピーチで一度も話したことのない好きな子に愛の告白をしてしまう。それによる騒動(騒動というほどでもない笑)を描く。



この映画のすごく良いところは、主人公が実際に気持ち悪いところ笑
洋画の主人公でこんなに気持ち悪いことって中々珍しいよなって笑

そして好きな子のリア充グループもそんなにリア充感はなく、気持ち悪さに割と寛容。そして彼氏グループもただの脳筋集団で、この人達も別な意味で気持ち悪い笑

だから私みたいな気持ち悪い性格の人間にはとっても見やすい作品でした笑
優しい映画笑
人間の負の特性を優しく茶化す感じが良いよね。




鼻ぶん殴られて鼻血が止まらなくなったり車に轢かれて吹っ飛んだりと、ドン引き描写満載でとても楽しいです。
あといちいち映画のセリフ引用する親友がおもろい笑
オモチャのライトセーバーで彼氏と戦うところ吹いた笑




勉強できないリア充達は高校生活がピークで、真面目に勉強した人は大人になって花開くという現代社会のあるある比較もあって、ちょっと落ち込み気味のヒロインを元気付ける主人公の図がとても好きでした。
ヒロインは自分で自分の魅力に気付いてない。

主人公気持ち悪いけど根はとても良い奴。
だからヒロインも相手にしてくれたんだろうな。


ちょっと笑ってちょっと感動な良いライト映画でした。ちなみにくだらなすぎて1.8倍速で見ました笑
もやし

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