イン・ハー・シューズの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「イン・ハー・シューズ」に投稿された感想・評価

MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
「映画天国」にて。悪くなかったです。性格も容姿もまるで違う姉妹が、さまざまな葛藤を乗り越えて、互いがかけがえのない存在であることをわかりあうというお話。結構ベタですよね。女同士の関係は妬みやひがみがあって大変だなぁと思いつつ、店で2人がじゃれあうシーンなんかはすごく微笑ましいなぁとニヤニヤしてしまいます。

生意気で高慢な妹は福祉施設で働いて優しい心と自信を取り戻すのですが、これも実にベタな話です。でも、最初はどうしようもなくビッチでだらしないキャメロン・ディアスも最後は天使のような可憐さで。これはこれで素晴らしのです。
姉妹って大嫌いだけど心底嫌いになれない、憎めない、それが姉妹。
マギーの全体を通しての成長が、最初のくそビッチのイメージから最後は彼女の事を応援し好きになってしまう、キャメロンディアスの可愛さに注目です。
靴をテーマにしてるのも頑張る女性の背中を押す象徴だと思います。
r

rの感想・評価

3.3
詩と少しの自信と得意分野
真面目が損するところは見てて耐えられない
性格が正反対の姉妹と、家族のお話。優秀な姉は出来の悪い妹を嫌っている。だけど最後にはやっぱり切り離せない。キャメロンの可愛さが終始光っていたけど、それだけとも言えないシリアスな場面もあった。良くない部分もあった。結局、何が印象的だったかと言えば、キャメロンが可愛かったということ。
piii

piiiの感想・評価

4.0
何が良いって最後のEEカミングスの詩が良い。
I carry your heart with meの朗読に、また感動してしまった。

このレビューはネタバレを含みます

祖母の靴まで話が発展したのはよかった。
komo

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4.2
しっかり者でバリバリの弁護士だが、男性と良い巡り合わせのない姉ローズ。
美女で異性に好かれるが、学習障害があり職に恵まれない妹マギー。
性格が正反対の姉とド派手に喧嘩をして住む場所を失ったマギーは、実家で見つけた郵便物を頼りに、まだ知らぬ祖母に会うためマイアミへと発つ。

姉妹と言えど、女同士の喧嘩は怖い。
同じ環境で生まれ育った二人は互いのコンプレックスを知り尽くしているから、口論が激化すると相手にとって一番痛恨となる言葉を浴びせてしまう。うーん怖い…笑

マギーの前に登場するおばあちゃんはシャーリー・マクレーンで、上品で愛らしく、悠々自適な生活を送っていて、まさに理想のおばあさま像。
けれどそんなおばあちゃん相手にもズケズケと向かって行くマギー。
そんなマギーの厚顔無恥とも言えるパワフルさに苛立ちを覚える場面もあったけれど、彼女の中にあるコンプレックスや家族への憂いは思いのほか根が深く、キャメロン・ディアスがそれを繊細に表現してくれたおかげで後半では大好きなキャラクターになりました。
ローズ役のトニ・コレットは笑い方も怒り方も大振りながらも、理知的な美しさが始終失われずにいるから素敵。静かに笑う時の表情がとても綺麗だと思いました。

祖母のエラの良きところは、マギーに娘(マギーにとっては母)のことを詰問されたり、痛いところを突かれたりした時、ちゃんと嫌な顔をするところ。
そしてマギーに言葉をかけたりぶつかり合ったりはするけれど、お説教はしないし、大げさな金言を与えるわけでもない。
立派な人生の先輩というよりも、エラ自身もあくまでも家族との過去にわだかまりを抱いたままのひとりの人間であって、等身大の想いでマギーと向き合っていたのが良かったです。

マギーがとあることを習得し、最後にその成果を姉に捧げるシーンにはやられました。

それぞれの生き方の指針や心の在るべき場所が、足元を支えるアイテムである『靴』になぞらえて終着するのが美しい物語でした。
『靴だけは私を裏切らない』という思いで沢山の靴を自分でかき集めていたローズに、自身の大切な靴を施してくれる存在があって本当に良かった。