けー

レディ・キラーズのけーのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ColonialismとかWhite supremacyとかWhite privilegeとかPrejudiceとかRacismとかもうそのあたりの問題を思いっきり皮肉ったっていうかもうそのまんま思い切り突きつけちゃったっていうもの凄さ。

黒人流この手のツッコミ映画の方に馴染んできてしまっているので、多少違和感を感じるネタもあったりしたんですが。
それでも落とし所はニヤリとさせられる感じで視聴後感は悪くなかったかなと.......うーん....どうだろう?(←今ひとつ自信がないらしい)。

まぁ猫ちゃんが可愛かったからね!

実のところマーロン・ウエイアンズが出演しているのでこの映画を見たのだけれども、それ以外になんの前知識もなかったので、ある意味超直球勝負で投げてこられた感じでびっくり。


格差社会の頂点に立つのがトム・ハンクス演じる教授ということになるのだけれども、まぁ本当にものの見事にそういうことっていう感じで。

怒涛のクライマックスに「ああ、これってそうかそういうことかぁ....」って感じで。

かなり寒々しいといえば寒々しいし。

痛快といえば痛快といえなくもない気もしないような。

まぁちょっと長いというか退屈に感じたりする部分もあったので、書きながらあまり具体的なシーンを思い浮かべることができないと言うのは見ているつもりで所々意識失ってたのかもしれない(おい)。

この作品はマーロン・ウェイアンズが初めてウェイアンズ・ファミリーから離れて携わった映画だそうで強盗メンバーの1人、ガウェインを演じている。

この人、普通にしていれば普通にカッコいいし、シリアスも全然いけると言うかいけすぎると言うか。
超絶アホ設定の中ですら違和感なくシリアスにスイッチできる器用さというか。この人もちょっと不思議な人だ。

告白すれば聖歌隊を指揮していた人がなんとなくエディ・マーフィに見えてみえて仕方なくて、カメラも結構この人を映す感じだったので、ここまで意味深にうつされると何気にエディ・マーフィなんじゃないのかって、でも微妙に違うような気もしなくもなくもなくもなくもーとこっちが一番気になっていたっていう😅でもエンディングロールでもフューチャーされてたし、早く検索したくてしたくて。

で、調べたらエディ・マーフィではなくRickey Grundyというミュージシャンの方でした!

ゴスペルミュージックのミュージシャンで1988年頃にアルバムをリリース。
ビルボードのゴスペルミュージックのアルバム部門で22位にランクイン。

残念ながら2015年に56歳の若さで他界されています。
けー

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