何度も観てしまう傑作。
ロマ族(ジプシーと呼ばれる)の若者の儚い人生を描いたヒューマンドラマ。哀愁漂う音楽が切なさを盛り上げます。
「堅気が一体何ができる!」の台詞から、日本人には少し縁遠いロマ族の…
映画を芸術たらしめる天才。エミール・クストリッツァの映画には、生の鼓動ともいうべき、エネルギーが満ち溢れている。極めて独創的な、賑々しい文体によって語られるのは、生きていくことの喜怒哀楽、そのすべて…
>>続きを読む私の中でエミール・クストリッツァ監督の映画はやはり絵本の中から出てきた世界のようだと思うのでした。そしてそれは嵐のようでもありました。
ここで注意していただきたいのが私のイメージする絵本と一般的に…
なんだか初めて観る"種も仕掛けもございません"の、それって手品ぢゃなくって、魔法なんじゃあ?。。!
みたいな映画だった。。
観終わったあとから、じわじわとふるえる。。
なんなのだろ。。魂。。ジプシー…
初めて作品に接したとき、その作者が誰かわかるというのは、絵でも音楽でもよくある。映画でも誰が監督かわかるというのはまあまあある。でも開始10分で誰が監督か分かるとなると、私の好きなエミール・クストリ…
>>続きを読む『黒猫・白猫』→『ライフ・イズ・ミラクル』を観た4日後に観てきました。
その2作は楽しく賑かな音楽が流れるエネルギッシュで明るい雰囲気の作品だったため、本作もそんな感じだろうと勝手に決めつけ、予習…
エミールクストリッツァ監督の作品は、いつも「奇跡」の演出が震えるくらい上手い。
映画は、奇跡を届けてくれる娯楽だ。
でも、都合の良い奇跡には辟易してしまうし、
余りにも平行線な物語は、眠くなっちゃ…