すんすん

もののけ姫のすんすんのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
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自然対人間のみの構図じゃなくて、自然対自然もあり、入れ子の二重構造になってるのがすばらしい。当然サンやエボシの気持ちも分からないではないが、一番辛いのは猩々の立場な気がする。板挟みはしんどいよね。「シシガミサマタタカワナイ、ワシラシヌ、ヤマイヌノヒメヘイキ、ニンゲンダカラ」

考えないといけないことも多いが、可愛い描写も多い。シシ神が夜の姿(デイダラボッチ)から昼の姿に変わるときに、風に靡くコダマがめっちゃ可愛い。最後も一匹コダマが出てくるけど、例のようにカラカラ言ってて可愛い。

「森とたたら場、双方生きる道はないのか」
「サンは森で、私はたたら場で生きよう、共に生きよう」
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